国内初、賃貸戸建を対象とする不動産セキュリティ・トークン──ケネディクス、SMBC信託銀行、野村證券、BOOSTRYが協業
ケネディクス、SMBC信託銀行、野村證券、BOOSTRYは7月9日、国内初となる賃貸戸建を投資対象とする不動産セキュリティ・トークン(ST)の公募に関して協業し、募集・発行が完了したと発表した。ST基盤には、コンソーシアム型ブロックチェーン基盤「ibet for Fin」を活用した。 対象となる不動産は、ケネディクスが提供するスマートホーム対応の次世代レントハウス・ブランド「Kolet(コレット)」で運営される賃貸戸建Koletシリーズ。一都三県に484戸(462物件)が所在している。 ケネディクスは、3兆円を超える不動産を運用する国内最大級の不動産アセットマネジメント会社。2021年8月に日本で初めて、不動産STを発行。同じく2021年8月には、賃貸戸建ブランド『Kolet(コレット)』を発表した。今回、この2つの新規事業を融合して、STを発行。投資家に新たな選択肢を提供するとともに、不動産ST市場の拡大に資する案件を実現したという。 本ST概要名称:ケネディクス・リアルティ・トークン Kolet-1(譲渡制限付)投資対象不動産:一都三県に所在する賃貸戸建Koletシリーズ 484戸(462物件)発行口数/発行総額:9,251口 / 92.51億円発行価格/申込単位:1口100万円 / 1口以上1口単位運用期間:約5年1ヶ月(2029年7月期償還予定)発行者(受託者):SMBC信託銀行アセット・マネージャー:ケネディクス・インベストメント・パートナーズ取扱会社:野村證券 |文:CoinDesk JAPAN編集部|画像:リリースより
CoinDesk Japan 編集部