「飲酒運転しました」 消防隊員を当て逃げ容疑で逮捕 八千代署
八千代署は8日までに、道交法違反(当て逃げ)の疑いで千葉県八千代市、自称地方公務員、玉川郁弥容疑者(20)を逮捕した。八千代市消防本部によると、容疑者は同本部の消防隊員。同署は容疑者が「飲酒運転しました」と供述していることから、飲酒運転についても捜査する。 逮捕容疑は7日午前7時10分ごろ、同市萱田の市道で、乗用車を運転中、住宅の外壁などに衝突して逃走した疑い。 同署によると、容疑を認め「いつもより酔っていないと思い運転した。どれぐらい飲んだか分からないぐらい飲んだ」と供述している。「親にばれる前に(車を)修理してしまおうと思い、立ち去ってしまった」とも話しているという。車は家族名義で、容疑者は車を修理工場に持ち込んでいた。 7日午前7時10分ごろ、被害住宅の住人から「家の外壁に車が衝突し逃走した」と110番通報があった。現場近くにはナンバープレートが付いたバンパーが落ちていて、同署は行方を追っていた。その約3時間後、容疑者は両親に付き添われて同署に出頭した。 八千代市消防本部によると、容疑者は、6日は非番で、7日は出勤日だった。6日夜に同消防の職員間の飲酒の席は確認されていないという。同本部の担当者は「日ごろから模範とならなければならない立場でこのような行為が行われ大変恥ずかしく思う。職員に注意喚起を行い、厳正に対処したい」とコメントした。