iPhoneを売る前にやっておきたい4つのこと+α!「初期化」だけでは不十分…ほかに必要な対応とは?
◆3. 初期化する
iCloudからサインアウトすれば、晴れて初期化しても問題ない状態となります。「設定」アプリの「一般」で、「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すればOKです。
◆4. SIMを抜いて新しいiPhoneに移す
最後にSIMピンを使ってSIMを抜き、新しいiPhoneに差し替えれば、古いiPhoneを売却する準備は完了です。 なかには「SIMピンをなくしてしまった」という人もいるかと思いますが、実はSIMピンの入手はそれほど難しくはありません。大手家電量販店やECサイトなどで数百円程度から購入できるので、別途用意しておくのも手です。
◆特別な手順を踏む必要がある場合の対応
上記で紹介した対応以外に、作業が必要になるケースもあります。
▼Apple Watchを使っている場合
もしApple Watchを使っているのであれば、一連の対応に入る前にApple Watchとのペアリングを解除しておいてください。 「Watch」アプリを呼び出して「すべてのWatch」をタップした後、Apple Watchの一覧から「i」マークをタップ。その後「Apple Watchとのペアリングを解除」を選択します。 ただし交通系ICカードを使用している場合は、ペアリングの解除前にそちらをWatchアプリから削除しておいてください。新しいiPhoneでペアリングした後にWatchアプリから再び追加すれば残高を反映できるので、削除しても問題ありません。
▼SIMロック解除が必要なiPhoneを持っている場合
「iPhone 12」シリーズ以前のiPhoneを携帯電話会社から購入している場合、その携帯電話会社のSIMでしか通信ができない「SIMロック」がかかっていることがあります。 買取店舗によってはSIMロックを解除しないと減額、あるいは買い取ってもらえないケースがあることから、一連の手続きに入る前にSIMロックを解除しておくとよいでしょう。 解除方法は購入した携帯電話会社やブランドによって異なりますが、現在はWebサイトと各社ショップの店頭、どちらで手続きする場合であっても、手数料無料で対応してくれるようになっています。 ただ最近では、SIMロック解除していなくても買い取り価格が変わらないという買取業者も増えているようです。手続きが面倒だと思った場合は、事前に買取業者に確認してみるのもよいでしょう。