衆議院解散から一夜明け…超短期決戦に向けて選挙管理委員会が慌ただしく準備開始【長野市】
衆議院の解散から一夜明け、事実上の選挙戦がスタートしました。 投開票までわずか18日間の超短期決戦となったことで準備に追われる人たちが…。 長野市の選挙管理委員会では、公示日の翌日から始まる期日前投票の準備に追われていました。 ■中野希友未アナウンサー 「期日前投票に間に合わせるため、こちらでは投票所の入場券の準備が進められています。一枚一枚手作業で、宛名の重複がないか、また漏れがないかの確認作業が行われています」 用意している入場券は、長野市のおよそ16万世帯分。11日には郵便局に受け渡しますが、配達は15日以降になる見込みです。 ■長野市選挙管理委員会・山岸健二事務局長 「期日前投票が始まるまでに、すべての人に入場券をお届けできるのは、正直厳しいかなと考えております」 入場券がなくても本人確認ができれば期日前投票は可能ですが、山岸事務局長は「こんなに短期間で準備するのは初めて」と話します。 ■長野市選挙管理委員会・山岸健二事務局長 「期間が非常に短いので、人の確保・場所の確保が難しい。一緒に仕事していただける方も全員集まっていない」 解散から投開票までわずか18日の超短期決戦となったことでこんな影響も…。 ■中野アナ {長野市は、いつもホワイトリングで開票作業をしていましたが、今回はもともと体操のイベントが入っていたため使うことができません。代わりにおさえたのが、ビッグハットです。」 代わりの場所はなんとか押さえたものの、開票所の設置に必要な物品はホワイトリングに…。すべて運び入れなければなりません。 ■長野市選挙管理委員会・山岸健二事務局長 「今回は(ホワイトリングの)倉庫の中の機材を一切合切ビッグハットに運んで、ビッグハットでの開票作業する準備をしなければいけないので、まずそこからの準備を調整しているところ」 また、投票に必要な立会人などの確保も、まだ十分にできていません。タイトな日程で迫る選挙に、選挙管理委員会では慌ただしく準備が進められています。