「オバ見え」しないコーデをプロが実演、“おしゃれ迷子”50代女性にも小顔・脚長効果
実演!「オバ見え」しないコーデ
Tシャツ&カットソー 【サイズ感と素材で大人の肉感をカバー】 身体のラインを拾わない厚手の生地で、肌に密着しすぎない、程よいサイズ感を選んで。たるんだ二の腕もしっかり隠せる長めの袖もマスト。 ネックラインは大きく開いたものではなく、鎖骨が隠れたもののほうがきちんと感がある。薄い色は肉感が出やすいので、濃い色がベター。 ペラペラで薄い生地やピチピチサイズだと、身体のラインが出てしまうので完全アウト。袖丈の短いフレンチスリーブも二の腕の太さを目立たせるので禁物。オーバーサイズすぎるものも、年齢的にだらしなく見えるので避けたい。
アクセサリー 【大きめのイヤリングで顔まわりをシャープに】 年齢とともに肌や髪からツヤがなくなるので、大ぶりのアクセサリーでツヤや輝きをプラス。特に耳にイヤリングなど大きいアクセがあるとフェイスラインが引き締まって見える。 高価な宝石をあしらった華奢なジュエリーは、年齢が上がると物足りなく見えてしまう。つけていても存在感が薄いので、プチネックレスやシンプルな指輪をつけるなら、重ねづけを。 パンツ 【裾が広がったフレアやワイドパンツで脚長効果】 ひざが細く、裾が広がったフレアパンツは脚を細長く見せてくれる。ワイドパンツや、つかず離れずのフィット感のストレートも、太めの脚を上手に隠し、縦長のラインを強調できる。 たるみを拾うピチピチパンツは危険。チェック柄やベージュ、グレーも老けて見えがちだ。カジュアルなデザインや綿などの天然素材は部屋着感が。裾が細くなるテーパードや短めのクロップド丈は短足に見えやすい。
ワンピース 【“Iライン”でスタイルアップ!】 丈は地面から15~20cmの長さのロング、シルエットは縦長のIラインが着痩せ効果が高い。切り替えがあるタイプでも、ウエストの位置からだったり、目立たないタイプのものをチョイス。 バストのすぐ下に切り替えがあるワンピースは、体形が崩れると着こなすのが難しいアイテム。着ぶくれの原因にも。またガーリーなデザインやひざ上丈は若づくりでイタく見えがち。 サンダル 【とがったつま先で脚をスッキリ長く】 身体の先端がシュッと直線的だと、シルエットがきれいに見え、若見え効果アップ。先がとがっていたり、四角いものを選んで。さらにペディキュアで視線を集め、脚長に見せよう。 つま先が丸いとずんぐりとした印象に。どこか昔懐かしい昭和感もあり、オバサンぽい雰囲気に。 教えてくれたのは……和田明子さん●ファッションスタイリスト。2015年より自宅サロンにてパーソナルカラー診断を開始。主にオンラインで全国の大人女性にアドバイスを行う。TikTokでNG&OKコーデを実演して配信中。 取材・文/荒木睦美 写真提供/和田明子