【写真：Getty Images】

　イングランド・カラバオカップ3回戦、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC対クリスタル・パレス（C・パレス）の試合が現地時間17日に行われた。この試合は、C・パレスが2-1で勝利している。先発出場を果たしたサッカー日本代表MF鎌田大地について、クラブ専門メディア『WEAREPALACE』が報じている。　 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 　直近のリーグ戦では代表での活動も影響したのかベンチスタートとなっていた鎌田だったが、この試合はジェフェルソン・レルマとともにダブルボランチの一角として先発出場を果たしていた。 　しかし2部の相手に非常に苦しんでいたチームは、ギリギリで相手に競り勝ち4回戦へ駒を進めるという形となっている。同メディアが注目していたのは、鎌田のパフォーマンスではなく起用のされ方についてだ。 　記事では、「試合では（チーム全体で）悪いパフォーマンスがいくつかあったが、鎌田が本当に苦戦していた。ファンの多くは鎌田について同じ不満を述べている。これで鎌田がダブルボランチとして起用されることを終わるように願っている」と述べた上で、「多くのファンが鎌田を批判したがっているようだが、昨夜の彼のプレイは悪くなかった。ただ彼はセントラルミッドフィルダーではなく、より前のポジションでプレイする必要がある」と、起用法に問題があったことについて言及。 　さらに、「おそらく鎌田をボランチの一角として出場させるのは正しい方法ではない」と言葉を続けており、「ピッチの攻撃的なエリアではるかに優れている。エディ・エンケティアがトップにいて、左にエベレチ・エゼ、右に鎌田かイスマイラ・サールがいれば、QPR戦で見たよりもはるかに組織化された前線3人組が、相手にとって危険なものになるだろう」と、チームがより躍動しそうな形についても伝えていた。