岐阜テクノフェアが開幕 岐阜県工業会 73社・団体が出展
【岐阜】岐阜県内の製造業などが一堂に会する「ものづくり岐阜テクノフェア2024」(岐阜県工業会主催)が25日、岐阜メモリアルセンターで始まった。今回は岐阜県で開催中の国民文化祭関連行事として開かれ、26日までの期間中、1万5千人の来場を見込んでいる。 岐阜テクノフェアは、県内の優良企業が自社の技術や製品をPRするモノづくりの祭典。隔年で持ち回り開催し、10回目の今回は9年ぶりに岐阜市で開かれた。73社・団体が出展し、初めて滋賀県からも応募があった。 今回テーマは「変革へのチャレンジ」。インフォファームは、画像認識システム「カメレオンコード」を利用した効率的なピッキング支援システムを紹介。岐阜プラスチック工業は、超軽量・高剛性の樹脂板「テクセル」やリサイクル材料を活用したコンテナボックスなど脱炭素を意識した。 また川崎重工業航空宇宙カンパニーはヘリコプター用シミュレーターの実演、岐阜車体工業は、ドローンを用いて工場内の危険箇所を点検するシステムなど、DXを意識した多彩な展示が見られた。