「名曲は『ポンキッキーズ』が教えてくれた」 近藤夏子が熱弁 斉藤和義『歩いて帰ろう』のココが好き
シンガーソングライターの近藤夏子が、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組『Clip』で、かつて放送されていた子ども向け番組「ポンキッキーズ」(フジテレビ系列)の音楽について語った。 【写真】斉藤和義『歩いて帰ろう』を熱唱する、シンガーソングライター・近藤夏子 1973年に放送を開始した「ひらけ!ポンキッキ」がリニューアルされる形で、1993年にはじまった「ポンキッキーズ」。 同番組について、近藤は「当時の中高生が憧れていたモデルの市川美和子さんやあんじさんがウサギのキャラクターで出てきたり、オープニング曲をスチャダラパーが歌ったり、“子ども向け”の枠を超えたおしゃれな番組だった」と振り返った。 同じくパーソナリティーをつとめるタケモトコウジ(ラジオDJ)は、「僕の世代の『ひらけ!ポンキッキ』ではBGMにザ・ビートルズが使われていて、大人になってから『ビートルズやったん!?』と驚くこともあった。そのときから(番組関係者に)センスの良い人がいたに違いない」と考察を巡らせた。 番組では、ポンキッキーズの音楽が収録されたコンピレーション・アルバム『ポンキッキーズ・メロディ』についても紹介。 同アルバムは2作が発売されており、森高千里『ロックン・オムレツ』や、マユタン『花子さんが来た!』のほか、三浦大知や満島ひかりが所属していたFolder『パラシューター』、大江千里『夏の決心』、山下達郎『パレード』、斉藤和義『歩いて帰ろう』など、ポンキッキーズを通った人なら「あの曲!」となる懐かしい楽曲の数々が収録されている。 後半の3曲について、近藤は「世代ではないのになぜか口ずさめるし、なぜか知っている曲だったけど、思い返せば全部ポンキッキーズの曲だった」と納得していた。 収録楽曲のなかでも特に好きな楽曲として、斉藤和義『歩いて帰ろう』について音源をかけながら解説した近藤。 「イントロから使われている定番のギターのリズムが印象的で、ロックなんだけどロックすぎなくて、ポップさと軽快さをあわせ持っている。そして同じメロディが繰り返されることで記憶に刻まれていくのもいい」と魅力を語り、「自分にもこんな曲が欲しい」とシンガーソングライターならではの目線でうらやましがっていた。 斉藤和義のボーカルについては、「ファルセットの入れ方が好きだし、楽器のようにコーラスを作るのがすごい。コーラスの天才」と大絶賛し、音源にあわせて熱唱していた。 ※ラジオ関西『Clip月曜日』より
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