本場ドイツ気分を満喫!焚き火で黒ビールがおいしくなる道具って!?
■キャンプで実用的なのは「joule」か
tougu担当者によると、「joule」はほかの調理器具といっしょに持ち運べるようあえてハンドルを付けず小型化を図っているそう。 小型化というとパワーが落ちているんじゃないのかと心配になりますが、ハンドルがないだけで「Joule Pro」よりも蓄熱性あり。カップ2杯の飲み物を続けて80℃まで加熱できるんです。 一方、「Joule Pro」の球部分は「Joule」より小さく、飲み物を再加熱する力は半分ほど。ビールの泡を焦がすのに特化しているのでそのあたりを踏まえて選べばいいでしょう。 いずれにせよ香ばしさとともにビールがぶくぶく沸くサマはかなりおもしろく、場を盛りあげます。焚き火道具のひとつに加えてもいいかも。 こんな味わい方を後世に残してくれたドイツの鍛冶屋さん、そしてキャンプ向きプロダクトに仕立てたtouguの知恵に乾杯!
<取材・文/大森弘恵 写真/逢坂聡 撮影協力/tougu>