岩橋玄樹「壁をひとつ乗り越えられた」 憧れとの再会、海外生活、音楽、野球愛……充実の一年を振り返る
止まらぬ野球愛「今まで以上にクレイジーになっている(笑)」
――ファンの方にとっても2024年いちばん印象深かったことかもしれませんね。プライベートはいかがですか。今年出会った印象深い人やモノがあったら教えてください。 岩橋:ロサンゼルス・ドジャースです。ドジャースがワールドシリーズで優勝して世界一になった、そこまでの過程を一年間ずっと見ていました。もともとメジャーリーグは好きでしたし、ロスに住んでいることもあって、ずっと応援していて。しかも、世界一になった日が戸塚くんと共演した日だったんですよ! ――すごい! 岩橋:楽屋で泣きました(笑)。これまでは日本の野球チームを応援していたのですが、ロスと日本を行き来していくうちにメジャーリーグも好きになって、どハマリしちゃって。実際にスタジアムにも行くし、行くだけでテンションが上がります。「自分はスタジアムマニアなのかな?」と思うくらいです。日本でもいろんな球場に行っているから、アメリカのスタジアムもいろいろまわってみたいんですけど、30球団もあるのでコツコツ行こうと思っています。 最近じゃ、野球に対して今まで以上にクレイジーになっているんですよ(笑)。暇さえあればドジャースストアにいるし、ユニフォームも10着くらい買っちゃいました。そこにしかお金を費やしてない気がします。 ――ガチ勢ですね(笑)。プライベートで音楽は聴きますか? 岩橋:去年いちばん聴いたのは「Take Me Out To The Ball Game」! ――ここでも野球(笑)。 岩橋:(笑)。走りながら聴いてますし、球場によってサウンドも違うんですよ。それくらい好きで聴いていましたね。 ――野球熱が冷めないですね。 岩橋:全然冷めないですね。昨日も友だちとファミレスで2時間くらいドジャースについて語り合っていました。アルコールもナシで、お互いドジャースの帽子を被ってガチで語る、という。真剣に語っているので、ファンの方はその時だけは声を掛けないでほしいくらいです(笑)。 ――岩橋さんの野球愛が伝わってきます(笑)。では最後に、この先チャレンジしてみたいことを教えてください。 岩橋:聴いていてハッピーになれる曲を作りたいです。歌詞もどんどん自分で作っていきたいですし、ポップカルチャーと僕の好きなHIPHOPカルチャーをかけ合わせつつ、みんなが明るくなれる音楽をたくさん作っていけたらいいなと思っています。
高橋梓