写真：AV Watch

SteelSeriesは、同社初となるゲーミング完全ワイヤレスイヤフォン「Arctis GameBuds」シリーズを、10月29日より順次発売する。いずれも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28,310円前後。26日より全世界同時で予約受付を開始している。 【画像】「Arctis GameBuds Black」 ラインナップは「Arctis GameBuds」とXbox用モデル「Arctis GameBuds X」で、カラーバリエーションはGamebudsがBlackとWhite、Gamebuds XがBlackのみ。それぞれ発売日が異なり、Arctis GameBuds Blachが10月29日、Arctis GameBuds Whiteが11月15日、Arctis GameBuds Xが12月13日発売。 同社が全オーディオ製品で培ってきた高音質や機能性を完全ワイヤレスイヤフォンとして再構築したというモデル。62,000件の耳のスキャンデータに基づいたフォルム設計で高いフィット感を実現しているほか、付属のUSB-Cドングルを使った超低遅延通信ができる。 Arctis GameBudsシリーズ用にオリジナルの新世代チップセットを開発。これにより2.4GHzワイヤレスの高速通信、同社史上最高水準というアクティブノイズキャンセリング(ANC)、業界最長を謳う40時間のロングバッテリーを実現した。 付属のUSB-Cドングルを使うと、PlayStation 5/4やNintendo Switch、各種スマートフォン、PCなどと接続して超低遅延の2.4GHzワイヤレス通信が利用でき、「音の遅れが許されないFPSや音ゲーなどを快適にプレイできる」という。 イヤフォン側のスイッチを押せば、瞬時に2.4GHzとBluetooth 5.3通信を瞬時に切り替えられることも可能。なお、2.4GHzとBluetoothの同時利用はできないが、2.4GHz利用時、Bluetoothはスタンバイ状態になるため、スマートフォンへの着信などは通知されるという。 “プレミアムHi-Fiオーディオドライバー”と4基の内蔵マイクを使ったANCにより、「究極の没入体験」を提供。周囲の音を確認できるトランスペアレンシーモードも備えた。 イヤフォンはIP55の防塵防水仕様で、室内でのゲームだけでなく、雨の日の外出、ジョギングなどのスポーツ時も利用できる。 バッテリー持続時間はイヤフォン単体で10時間、ケース併用で最大40時間。15分の充電で3時間使える急速充電にも対応した。ケースはQi規格のワイヤレス充電に対応。 10月29日リリース予定の専用アプリに、ゲーム・音楽・映画などに最適なオーディオEQプリセットを100個以上用意。100以上の人気ゲームタイトルに向けたEQプリセットも用意しており、PlayStationやNintendo Switchでゲームを遊びながら、スマートフォンでオーディオ設定ができる。 このEQプリセットは2.4GHz、Bluetoothそれぞれに異なるものを設定することも可能。PCアプリから自分好みのEQを作ることもできる。 ■ 「どんな環境でもゲームを楽しんでもらえる」Arctis GameBuds 同社は、26日に幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2024」にて、東京ゲームショウ2024 SteelSeriesメディア発表会を開催し、Arctis GameBudsと、新型のゲーミングキーボード「APEX PRO GEN3」を披露した。 時差の関係で、これが世界初披露となったArctis GameBudsについて、SteelSeries Regional Directorの石井靖人氏は「すべてのゲーマーに、どんな環境でもゲームを楽しんでもらえるオーディオ製品」と特長を語った。 また発表会にはブランドアンバサダーを務めるOooDaと伊織もえ、また新たに設定されたブランドサポーターに選ばれたOveR 30 GamingのSALO、みんえもんが登壇。 発表会前にArctis GameBudsを触ったという伊織は、「ノイズキャンセル機能がしっかりしていて良かったです。白モデルはコロンとしていて可愛かった」とコメント。 続けて行なわれたフォートナイトのデモプレイでもArctis GameBudsを使い、「つけ心地もいいし、イヤフォンもケースも軽くて、めちゃめちゃ良かったです」と語った。 OooDaも「一般的な完全ワイヤレスイヤフォンは、なにかの拍子に触っただけでノイキャンの設定が変わったり、楽曲がスキップされたりしますが、Arctis GameBudsは押し込み式なので、誤操作の心配がなくて使いやすかった」と使い勝手を語った。 発表会では、Arctis GameBudsのほか、ゲーミングキーボード「APEX PRO GEN3」も披露されたほか、ブランドの魅力をPRする「ブランドサポーター」の追加募集なども告知された