イオンモール伊達が起工 2026年下期開業へ 福島県伊達市
2026(令和8)年下期に開業予定のイオンモール伊達の安全祈願祭は8日、福島県伊達市堂ノ内の現地で行われた。現在、土地の造成工事が進んでおり、来年1月に基礎工事を始め、本格的な建設に入る。 イオンモール(本社・千葉市)の大野恵司社長、県、市の関係者ら約60人が出席した。大野社長らがくわ入れし、内堀雅雄知事や西山尚利県議会議長、須田博行市長、菅野喜明市議会議長らが玉串をささげた。 鉄骨造りの3階建てで、敷地面積は約16万9千平方メートル、延べ床面積は約9万4千平方メートル、総賃貸面積は約6万2千平方メートル。イオンモールによると、商業施設では東北最大級の規模になる。1日当たりの集客予定者数は約5万7千人を想定し、約3650台分の駐車場を備える。 東北中央自動車道「相馬福島道路」の伊達桑折インターチェンジ(IC)やJR伊達駅に近く、4号国道に面している。当初、今年12月の開業を予定していたが、作業員の不足などが影響し、オープンは1年半以上ずれ込んだ。
■ダイユーエイトが出店 イオンモール伊達には、ダイユーエイト(本社・福島市)が出店する。イオンモールの大野社長が安全祈願祭であいさつし、明らかにした。 施設出店者が明らかになるのは初めて。クリーニング会社のセルクル(本社・須賀川市)がコインランドリー店舗を設置する。