<IFA>ハイセンス、163型マイクロLEDディスプレイがお出迎え。B2B領域の取り組みもアピール
ドイツ・ベルリンで開幕した世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2024」。Hisense(ハイセンス)は、ホールのひとつを貸し切り、テレビから生活家電、B2Bにおける取り組みなど、幅広い製品群を所狭しと展示していた。 【画像】ハイセンスが公式グローバル・パートナーを務める『黒神話:悟空』の試遊台も ブースに入ると大型のマイクロLEDディスプレイ2機が来場者をお出迎え。163型「MF163UA」と136型「OP136DE」が並ぶ様は圧巻のひとこと。MF163UAは大型画面ながらDCP-P3色域を100パーセントカバー。OP136DEは4分割表示に対応するなどプレゼンテーション用途を想定した機能を搭載。共通する特徴としてそれぞれ7,680Hzのハイリフレッシュレートに対応する。 今年のCESで初登場した110インチのMini-LEDテレビ「110UX」も実機展示。最大10,000nits、40,000以上のローカルディミングエリアを有するモデルということもあり、展示用什器でもそのアドバンテージを全面にアピール。また、マイクロLEDテレビでは85インチモデル「85UXN」も個別にフィーチャーされており、110UXにも搭載される映像エンジン「Hi-View Engine X」の性能を全面に打ち出したデモンストレーションが行われていた。 ほか、テレビのジャンルでは木製フレームを用いたライフスタイル訴求の “CanvasTV” 「65S7N」や、スタンドを備えた「55R7K」を展示していた。 さらに同社が公式グローバル・パートナーを務めるアクションRPG『黒神話:悟空』の試遊台も設置。モニターとしてゲーミング性能を追求した「U7」「E7 PRO」を使用しており、会場にはゲーム内のキャラクターに扮したコスプレイヤーの姿も見られた。 テレビのみならず幅広い家電製品を提供する同社。スマートホームアプリ「ConnectLife」を介したソリューションを紹介。例えば対応の洗濯機を使用することで洗濯サイクルの最適化を自動でおこなう「AIスーパーウォッシュ」や、洗濯物ごとに適切な乾燥サイクルを設定する「AIスーパードライ」などの機能を使用可能だという。 B2Bに関する展示では、同社が推し進めるスマートエナジー施策、「スマートビル構想」を模型や、実際に使われる蓄電池とともに紹介していた。
編集部:松永達矢