【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】激坂スプリント勝負はログリッチが勝利、マイヨ・ロホも獲得/第4ステージ
ポイント賞 1 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)111 Pts 2 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)105 Pts 3 ルイス・マテ(スペイン/エウスカルテル・エウスカディ)35 Pts
山岳賞 1 シルヴァン・モニケ(ベルギー/ロット・デスティニー)16 Pts 2 フィリッポ・ザナ(イタリア/ジェイコ・アルウラー)11 Pts 3 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)10 Pts
ヤングライダー賞 1 アントニオ・ティベーリ(イタリア/バーレーン・ヴィクトリアス)in 14h 33' 46'' 2 レナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー/ロット・デスティニー)+ 00' 03'' 3 マティアス・スケルモース(デンマーク/リドル・トレック)+ 00' 20''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 43h 41' 05'' 2 レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 01' 19'' 3 デカトロン・AG2Rラモンディアル(フランス)+ 02' 42''
敢闘賞 202 パブロ・カストリーリョ(スペイン/エキポケルンファルマ)
8月21日(水) 第5ステージ フエンテ・デル・マエストレ > セビリア 177 km(平坦) 「平坦」と分類された唯一のステージ 「平坦」と分類された、唯一のステージ。全部で19あるラインステージの中で、山岳が1つも登場しないのは、正真正銘この日だけ。アンダルシアの州都セビリアの大通りで、ピュアなスプリントバトルが巻き起こる。 ステージ序盤4分の3は、モレナ山地を横切り、たしかに平坦ではない。ただし、スプリンターが苦められるほどの起伏ではないはずだ。むしろ警戒すべきは、南スペインの強い日差しと内陸部特有の暑さ。フィニッシュ地の8月の平均気温は、37度にも達する! ステージ最終盤の約30kmは、ほぼ完全にフラットな道を行く。残り25kmでは、中間ポイント(とボーナスタイム)を巡って、ちょっとしたスプリント合戦も繰り広げられるだろうか。山だらけの今大会、スプリンターがポイント賞ジャージを持ち帰りたいと願うなら、コツコツとポイントを積み重ねるしかない。 4kmを切った直後に2つの直角コーナーが待ち受ける 今区間も「救済ゾーン」は最終4kmに拡大された。理由は4kmを切った直後に2つの直角コーナーが待ち受けるから。一方で残り約3.5kmで2つ目の直角を抜け出したら、あとはフィニッシュまで長いストレート。障害物は一切存在しない。 セビリアがブエルタの区間勝者を迎え入れるのは、2010年以来14年ぶり。あの年は開幕の舞台となり、初日チームTTの結果、カヴェンディッシュがリーダージャージを身にまとった。今年もやはりピュアスプリンターが、しかし違うやり方で……つまり本来の脚力で、歓喜をつかむのだろう。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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