欧州株下落、独債上昇-中東緊迫化の影響見極めで天然ガス変わらず
(ブルームバーグ): 19日の欧州市場では株が下落。イスラエルによるイランへの報復攻撃で中東情勢が緊迫化し、投資家は一段と慎重になっている。安全資産への逃避需要からドイツ債は上昇。
イスラエルがイランに報復攻撃と米当局者-イラン国内報道は抑制的
ストックス欧州600指数は一時0.6%安。 ドイツ10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.46%。
トレーダーが織り込む欧州中央銀行(ECB)の利下げは今年78bpと、3bp引き上げられた。
天然ガス先物はほぼ変わらず。トレーダーはイスラエルによる攻撃の影響を見極めている。欧州の天然ガス指標であるオランダ期近物は一時4.7%上昇したがその後上げ幅を消し、アムステルダム時間午前9時37分時点で0.0340%高のメガワット時当たり32.32ユーロ。
原題:European Gas Steadies as Market Weighs Strike on Iran
Bunds Rise At Open on Haven Demand As Geopolitical Tensions Grow
European Stocks Decline on Middle East Concerns; L’Oreal Surges
(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Anna Shiryaevskaya