12月に復帰見込みのポルジンギス「できるだけ早くコートへ戻れるといいね」
ボストン・セルティックスで迎えた昨シーズン。クリスタプス・ポルジンギスは開幕から先発センターを務めてきたものの、ふきらはぎやヒザ、足首、ハムストリングなどを負傷し、レギュラーシーズン82試合のうち57試合のみの出場に終わった。 【動画】昨シーズンにポルジンギスが決めたハイライトプレー集! それでも、29歳のビッグマン(218センチ108キロ)は平均29.6分20.1得点7.2リバウンド2.0アシスト1.9ブロックをマーク。プレーオフに入っても右ふくらはぎの肉離れを負い、ダラス・マーベリックスとの「NBAファイナル2024」でも左足の支帯断裂と後脛骨筋腱脱臼に見舞われたが、計7試合の出場で平均23.6分12.3得点4.4リバウンド1.1アシスト1.6ブロックを残し、NBAキャリア8年目で初のリーグ制覇を達成。 9月25日(現地時間24日、日付は以下同)にメディアデーを行なったチームは、10月5日と7日にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開催されるデンバー・ナゲッツとの「NBAアブダビゲームズ2024」を含む計5試合のプレシーズンゲームをして、10月23日にニューヨーク・ニックスとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。 オフシーズンに左足首の腱を手術したポルジンギスは、現在回復に向けて努めている最中で、復帰は今年12月の予定のため、チームメートたちとは別メニューで調整していくことになる。 ただ、メディアデーでポルジンギスは「ここまですごくいい感じでできている。このままのペースで前進を続けていくことが楽しみなんだ。できるだけ早くチームの皆とコートへ戻れるといいね」と、順調に回復していると話していた。 「もちろん(足を引きずらずに)歩けている。走ることだってできているし、コートでシューティングもしている。たくさんのことができているよ。コンタクトありのメニューもいくつかできているんだ。だからすごくいい兆候にあると思う」 ポルジンギスの欠場中は、大ベテランのアル・ホーフォードがセンターに入る予定で、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタムと強固なスターターを形成し、ペイトン・プリチャードやサム・ハウザー、ロニー・ウォーカー4世、ルーク・コーネットらがベンチスタートとなる。 レギュラーシーズンは約6カ月間の長丁場。今シーズンもシーズンを通して健康体で臨むことはできなくなったが、ポルジンギスはポジティブに語っていた。 「僕は今でもすごくハングリーなんだ。来年のプレーオフでは健康体を維持したい。自分の眼にはまだ多くのことを証明しないといけないと映っているからね」 今シーズンのセルティックスは、ポルジンギスが戦列復帰する12月あたりで、ベストメンバーがそろうことになる。2連覇というゴールへ到達することができるのか、注目していきたいところだ。
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