アトレティコの“ビッグサマー”は終わらず?…MFマテウス・ヌネスのレンタルを検討か
アトレティコ・マドリードがマンチェスター・シティ所属のポルトガル代表MFマテウス・ヌネスに関心を寄せているようだ。26日、イギリスメディア『アスレティック』やスペイン紙『アス』が伝えている。 アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場で近年稀に見る大型補強を敢行。ここまでスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン、ノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス、イングランド代表MFコナー・ギャラガーを完全移籍で獲得したほか、フランス人DFクレマン・ラングレとは1年間の期限付き契約を締結した。 実力者5名を獲得し戦力強化に成功したアトレティコ・マドリードだが、さらなる補強を検討しているという。報道によると、攻撃的な特徴を持つ中盤の選手としてヌネスへの関心を強めており、マンチェスター・シティへレンタルのオファーを提示する可能性があるとのこと。現時点で正式なオファーやクラブ間での接触はないものの、移籍市場の閉幕が目前に迫るなか、アトレティコ・マドリードの動向に注目が集まることとなる。 現在26歳のヌネスは母国の名門スポルティングで頭角を表し、2022年夏にウルヴァーハンプトン(ウルブス)へ完全移籍で加入した。同クラブで中盤の主軸として活躍すると、翌年夏にはマンチェスター・シティへステップアップ。昨シーズンは先発起用の機会こそ限られたものの、公式戦通算29試合に出場し5アシストをマークした。 元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがバルセロナから復帰した影響で出場機会を減らす恐れがあるとも報じられているヌネスだが、マンチェスター・シティは今夏の移籍の可否について未だ決断を下していないという。なお、同選手は今シーズンはここまでFAコミュニティ・シールドのマンチェスター・ユナイテッド戦とプレミアリーグ第2節のイプスウィッチ戦に途中出場している。
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