琴ノ若「相撲を追求する」 二所連合稽古、霧島と11番
大相撲春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が4日、大阪市東住吉区の芝田山部屋で行われ、新大関琴ノ若は時津風一門から訪れた大関霧島と11番連続で取って3勝8敗だった。昇進後初の連合稽古で「上がったからといって、これまでと全く変わらない。自分の相撲を追求していく」と話した。 組んで胸が合うと馬力を発揮したが、低い姿勢の霧島に頭をつけられると劣勢に回った。幕内王鵬らとも取って計17番。「勝ち負けよりも内容が大事。初日までにいい感覚にもっていければいい」と前向きに語った。 先場所は前半戦を7勝1敗で終え、優勝決定戦で敗れたものの13勝2敗の好成績。