福島県田村市の新病院 建設工事の安全祈願 市民の健康を守る拠点、2026年度内開院目指す
移転・新築される福島県田村市の新病院建設工事の安全祈願祭は14日、同市船引町の現地で執り行われた。市民の健康、命を守る新しい拠点として2026(令和8)年度内の開院を目指す。 鉄筋コンクリート4階建てで50床。人工透析を含む内科などは継続し、新たに乳腺外科、婦人科、小児科を加え14科とする。 安全祈願祭では横河建築設計事務所の鈴木良典社長が鎌入れし、白石高司市長と大橋幹一市議会議長、星総合病院の星北斗理事長、たむら市民病院の佐瀬道郎病院長が鍬(くわ)入れした後、安藤ハザマ東北支店の宮川隆太郎執行役員支店長が鋤(すき)入れした。 白石市長は「病院完成で、住み慣れた地域でより安心して暮らせるような一助としたい」と述べた。大橋市議会議長、星理事長、安藤支店長があいさつした。 工事は新病院建設工事と、同病院などの厨房(ちゅうぼう)施設建設工事。安藤ハザマ東北支店が施工し、星総合病院が運営する。
(県南版)