世代NO.1スラッガーの夏は甲子園初戦で終わる…試合後にプロ志望を表明!
自身にとって甲子園初出場となった石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)は9日、新潟産大附との初戦を迎え、初戦敗退。注目の打撃は4打数1安打に終わった。 甲子園注目選手リスト 第1打席は痛烈な左前安打。そして盗塁を決めると、センターフライからタッチアップで三塁に陥れると、6番横山 翔也内野手(3年)の浅めの中飛でもタッチアップし、本塁へ生還し、先制点をもぎとった。この場面について、「勢いをつけるのもそうなのですが、チームとして先取点を挙げることがテーマでした」と振り返った。 第2打席は大きな左飛だった。さらに第3打席も滞空時間が長い三塁フライに倒れる。第4打席は三ゴロと持ち味を発揮できず、超高校級スラッガーは初戦で姿を消した。石塚は「この試合は9人で試合が終わってしまった。これまで秋、春、夏と埼玉3連覇してきて、いろんな選手が出てきた。投げたい選手も、試合に出たい野手もいるのに、9人で甲子園が終わって悔しいですし、一緒に練習してきた仲間にも申し訳ないです」と涙を拭った。 自身の打撃については「データ通りだったのですが、うまく打てなかった」と2打席目以降に無安打に終わったことを悔やんでいた。自身の進路を聞かれた時は「ずっと次のステージを目指してきて、この敗戦を糧に、レベルアップしたい。監督と相談することになりますが、僕としてはプロ志望届を出したいです」と明言した。 この夏は埼玉大会と合わせて30打数13安打、1本塁打、11打点、10得点と世代NO.1スラッガーに相応しい活躍は見せてくれた。