ハワイ・ホノルルの“年越し花火”で爆発 子どもを含む3人死亡20人以上けが 「悲劇的な年の始まりになってしまった」と市長は嘆き
人気観光地、ハワイ・ホノルルの名物「年越し花火」で地上で爆発が起き、子どもを含む3人が死亡、20人以上がけがをしたという。 地元警察が“安全な年越し”を呼びかける中での事故だった。 【画像】3人が死亡する事故が起きたハワイ・ホノルルの“年越し花火”
ハワイ・ホノルルの名物「年越し花火」で悲劇が…
夜の住宅街から勢いよく打ち上がる無数の花火は、人気の観光地、ハワイ・ホノルルの名物・年越し花火だ。 上空からの映像では、地上付近で爆発するかのような様子も確認でき、付近の家が煙で覆われているのがわかる。 事前に警察から許可を取るなどすれば、一部エリアで花火の使用は可能だが、違法な花火があとを絶たないという。 そうした中、住宅街で花火が地上で爆発し、3人の死者が出る事故が発生した。 爆発した付近の家の1階部分を見ると、壁の一部が崩れ、黒く焼け焦げているのが確認できる。 また花火に使われていたものなのか、地面には焦げた筒のようなものが落ちていた。 地元住民は、「花火は空中ではなく、地上で爆発したようだった」と話す。 地元当局によると、花火の爆発で子どもを含む3人が死亡し、20人以上がけがをしたという。
地元警察が「安全に新年を祝ってください」と呼びかける中での事故
ホノルルでは毎年、新年を祝う違法な花火が問題となっていて、地元警察は「安全に新年を祝ってください」と安全な年越しを呼びかけていた。 今回の死亡事故を受け、ホノルル市長は「怒りと深い悲しみでいっぱいです。喜びと祝いの夜であるはずが、悲劇的な年の始まりになってしまった」と嘆いていた。 またハワイ州のグリーン知事は、ハワイでの花火の禁止や大型花火の所持などに、新たな罰則が必要かどうか検討しているとしている。 (「イット!」1月6日放送より)
イット!