米大統領選 両陣営、激戦州・ウィスコンシンで接戦 激しい攻防続く
日テレNEWS NNN
来週のアメリカ大統領選挙にむけて両陣営ともに激戦州のてこ入れをおこなっています。勝敗の鍵をにぎる重要州のひとつ、ウィスコンシン州から中継です。 トランプ前大統領の集会が行われている会場の前です。この場所は、暗殺未遂後、共和党大会の指名受諾演説が行われた会場で、トランプ氏は強いリーダー像を思い起こさせる狙いがあるとみられます。 会場は、トランプ支持者がつめかけ熱気にあふれるなか、先ほどトランプ氏が登場しました。 選挙戦最終盤では、トランプ氏の支持者の「プエルトルコはゴミの島」との発言をきっかけに批判の応酬となっています。 会場には、バイデン大統領がトランプ支持者のことを「ごみ」と呼んだともとれる発言をしたことに抗議するため、ゴミ袋をかぶった姿の参加者もみられました。 最新の世論調査によりますと、ウィスコンシン州ではハリス氏が48.4%と、48.1%のトランプ氏をわずかにリードする形となっていますが、0.3ポイント差で大接戦となっています。 一方、ハリス副大統領は新たにトランプ氏の発言を批判しています。トランプ氏が共和党の反トランプ派の代表格であるリズ・チェイニー元下院議員について「彼女を銃の標的にして、どう感じるか見てみよう」と発言したことをめぐり「このような暴言を口にするのは大統領として不適格だ」と批判しました。 選挙戦の最終盤、互いの発言をめぐる激しい攻防が続いています。