若者に忍び寄る“闇バイト”募集の実態 未然に防ぐべく警察が高校で授業 手口や危険性を紹介
静岡県警 人身安全少年課 尾藤厚至 企画課長補佐: 相談を受けた場合、県警の総力を挙げて少年やその家族を保護していく。必ず相談してほしい 県警によりますと2024年に入り、10月末までに特殊詐欺で検挙された10代の少年少女は21人で、闇バイトが疑われるケースもあり、今後も教育機関と連携して注意を呼びかけていく方針です。
アルバイトをしている高校生 約650人にアンケートを行った結果、「SNSでアルバイトを探した経験がある」と回答した人は半数近い46.6%、「SNSで怪しい求人を見かけたことがある」と回答した人は41.3%にのぼりました。
そして、闇バイトの登録画面で求められる個人情報がこちらです。 これは2024年5月に特殊詐欺事件で逮捕された女子高校生が実際に応募した闇バイトの登録画面から抜粋したものです。 氏名や生年月日、通信アプリやSNSのアカウント、さらには実家の住所や電話番号、両親の氏名、親の携帯番号、兄弟の氏名、電話番号、そして必要な写真として顔写真付きの身分証や保険証、公共料金の請求書なども求められています。 「家族に危害が加わる」などと犯行に及んだ容疑者も多く、警察は「闇バイトに応募して悩んでいる人などは警察相談専用電話の#9110に連絡してほしい」と呼び掛けています。
テレビ静岡