名城大、2季ぶり15度目の優勝決める 安江均監督「厳しい戦いを勝ち抜けて、素直にうれしい」【愛知大学野球】
◇20日 愛知大学野球秋季1部リーグ 中部大3―2中京大(パロマ瑞穂)=延長10回 中京大が敗れたため、既に今リーグ戦の全日程を終了していた名城大の2季ぶり15度目の優勝が決まった。名城大は11月2、3日にパロマ瑞穂球場で行われる東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦に愛知大学野球連盟1位で出場する。 昨秋以来のリーグ戦制覇が決まり、安江均監督は「厳しい戦いを勝ち抜けて、素直にうれしい」と喜んだ。この日は愛知県日進市の同校グラウンドで2部優勝決定戦が行われていた影響で、午前で練習は切り上げていたが、「決定戦があるつもりで準備していた。『期待はするなよ』と言っておいた」と笑った。 2季ぶりの栄冠を手にしたが、勝ち点は3。優勝決定が最終週までもつれた。「勝ち点3というのが今の愛知の戦国ぶりを表している。一戦一戦コツコツとやれたことが大きい」と安江監督。今秋は2回戦で全勝。勝ち点は落としても簡単に連敗しない粘り強さが光った。 「去年の秋、主力が抜けて、『今年の名城はくみやすし』と言われるぞと…。『あっと言わせる大作戦』をサブテーマに掲げてやってきた。春はよくなかったが、最後の最後にこういう結果になってよかった」と安江監督。混戦の今リーグ戦を制して、感慨深げ名言葉を口にした。
中日スポーツ