珠算の全国大会で団体2部門優勝 沖縄・うるま市の教室、中高生6人出場 個人総合を制した生徒も
【うるま】8~9月に全国各地で開かれた「そろばんオータムカップ2024」(主催・立命館大学珠算部)で、うるま市赤道のぐしかわ珠算教室に通う生徒6人が中学生が参加する第3部と高校生以上の第4部の2部門で団体優勝した。沖縄尚学高校3年の嘉陽宗磨さんは、団体に加え個人総合でも優勝した。(中部報道部・又吉朝香) 【写真】「そろばんオータムカップ2024」で団体優勝したぐしかわ珠算教室の生徒 大会では乗算、除算、見取り算、見取暗算の問題を制限時間内に解き、正答数を競った。 11団体63人による第3部には昭和薬科中1年の本永理来さん、沖尚中3年の磨(みがき)りりあさん、同2年の仲地輝(ひかる)さんが出場。 本永さんは「個人で優勝を目指していたが3位だった。悔しかったけど、団体で1位を取れたのはうれしい」と喜んだ。磨さんは「いつもの練習より点数が低くて全然駄目だったが、次の大会では満点を取りたい」と意気込んだ。仲地さんは「緊張せずにリラックスしてできた。今回は個人6位で去年より点数も順位も上がってうれしかった」と頬を緩めた。 8団体48人で競った第4部には、嘉陽さんと具志川高1年の名嘉眞ももさん、山内颯さんが出場した。嘉陽さんは「大学受験に向けた勉強もある中で、毎日時間をつくって練習に励んだ成果が出てうれしい。達成感がある」と満足げ。名嘉眞さんは「個人は4位で普段通りの点数が取れず悔しかった」と話し、山内さんは「練習は大変だったが結果が出せてうれしい」と笑顔を見せた。