〔欧州株式〕軒並み上昇=英0.60%高、独0.35%高(18日)
【ロンドン時事】18日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比49.14ドル(0.60%)高の8191.29でこの日の取引を終えた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.35%高、フランスCAC40種指数は0.76%高、ストックス欧州600種指数は0.69%高だった。 フランスの政治混乱に対する懸念が後退したことにより、欧州株は上昇。英株では、19日の英イングランド銀行(中央銀行)の政策発表を控えて、市場に楽観的な見方が広がったことが相場を押し上げた。 FTSEの構成銘柄では、投資ファンドなどによる買収提案に合意した投資会社ハーグリーブス・ランズダウンは5.26%高と上昇率トップ。工業・電子製品大手RSグループが3.69%高、エネルギー大手SSEが3.51%高と続いた。一方、小売り大手JDスポーツ・ファッションは2.20%安、建機レンタルのアシュテッド・グループは2.00%安だった。 DAXでは、ドイツ取引所(1.88%高)や分子診断大手キアゲン(1.73%高)、エネルギー大手シーメンス・エナジー(1.72%高)が買われた半面、化粧品大手バイヤスドルフ(2.81%安)やヘルスケア大手フレゼニウス(2.62%安)などが売られた。