神鋼物流、鉄道車両輸送を初受注。次世代型路面電車を松山まで
神鋼物流(社長・岡欣彦氏)は、同社で初めて鉄道車両の輸送を受注し、1月15~20日に神戸港・新居浜港を経由して、伊予鉄道(愛媛県松山市)まで、低床型の新型LRT車両(次世代型路面電車)2両を輸送した。アルナ車両(大阪府摂津市)から受注した鉄道車両輸送で、重量物・長尺物などの「かつ大貨物」輸送における神鋼物流の豊富な経験が評価され、受注することができた。 車両は神鋼物流がアルナ車両の工場で低床トレーラーに積載。その後は陸送で神戸港へと移動、さらにフェリーによる海上輸送を経て、新居浜港から松山市に再び陸送で輸送した。松山市内での車両納入作業は終電後から始発までの限られた時間内で行われた。 同社は今回初受注した「鉄道車両の輸送」でも「今後さらに経験を積み、技術を磨いていく」とする。なお、アルナ車両からはすでに長崎県方面へのLRT車両輸送を受注しており、きょう2月22日の輸送を予定している。