江川卓氏 トライアウトの廃止には反対の意見「1回の打席が人生を分けるならチャンスは…」
元巨人の江川卓氏(69)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。廃止が検討されているプロ野球トライアウトについて私見を披露した。 【写真あり】日本ハム・新庄監督は2020年にトライアウトに参加。トライアウトを終え、笑顔でサムアップ 戦力外となった選手が新天地を求めて挑戦するのがトライアウトの舞台。 江川氏は「バッターなら10回打席に入って3回打てばヒーロー。2回だと残っていくのが難しいスポーツ。1回の差がもの凄く大きい。人生を分ける」と打率のシビアな仕組みを説明した。 ただ、その1回もいい当たりが正面を突く場合もある。 チャンスを生かせるかどうかに偶然性も重なる。 江川氏は「僕の気持ちの中ではトライアウトは継続していただいた方がいいかな。やっぱり最後のチャンスというのがある方がいい」と説明した。 偶然性に左右されるスポーツならチャンスは多い方がいい。 江川氏は「(トライアウトまで行くのは)野球が好きな人たちなので、ずっと長くやってほしい」と希望した。