【西武】西口監督が武内夏暉に「全員自分がエースという気持ちで」2年目のジンクス吹き飛ばせ
西武・西口文也監督(52)が2日、武内夏暉投手(23)に“2年目のジンクス”を吹き飛ばす活躍を期待した。 胸に秘める大きな期待をあえて口にすることはしない。「いろいろ考えすぎてやることはマイナスになると思う。普段通りの自分のピッチングをしていってくれれば、なんら問題はない」。武内はルーキーイヤーの昨季、21試合に登板して10勝6敗、防御率はリーグ2位の2・17をマーク。投球回も規定投球回に乗せ、球団の新人では07年の現楽天・岸孝之以来となる新人2ケタ勝利を達成して新人王を獲得するなど、最下位に沈んだ西武において光を放ち続けた。 プロの世界に年数は関係ない。通算436試合に登板し182勝を挙げたレジェンドである指揮官は「ローテーションで回るピッチャーは全員自分がエースという気持ちで。真のエースはチームが苦しい時に勝てるピッチャーだと思ってます」と、武内に中心選手としての自覚を求めた。
報知新聞社