大草直子「何を着てもしっくりこない」納得の対処法 年を重ねるとともに変化する自分を楽しむには
「グレーはどんな肌色の方にも似合いやすいし、少し色味の違うグレーを合わせても違和感が出にくいんです。グレーのパンツに薄いグレーのニットなど、グレーのグラデーションでコーデを作ってあげると華やかだけど知性が感じられるので悪目立ちしにくいです。グレーのニットに白い襟をのぞかせて白からグレーのグラデーションを作ると、黒い靴やバッグを合わせやすくきれいです。 ベーシックなスタイルに1カ所、きれいな色を取り入れたいなら、肌色に左右されないよう顔から離したほうがいいのでボトムスですね。私は最近、ブラウンと赤の組み合わせがすごく気になっているんです。ブラウンのニットに赤のスカートや、ネイビーのニットとブラウンのスカートに赤の靴なんて、とてもきれいですよ」
ベーシックなスタイルは、安心感がある一方でマンネリになりやすい。大草さんは「トレンドを取り入れないと、止まっているように見えてしまう。そのためには情報収集や反射神経が必要」と指摘する。 「2024秋冬は、色でいうと赤が多いので、バッグなどの小物で取り入れられるといいですね。あとは、ウエスト位置が少し高くてタックが入っている少し太めのパンツ。小物では、今年はベルトが復活してます。ミドルくらいの太さで、ハイウエストのパンツに合わせたり、ジャケットの上からするのもおすすめです」
■大人の女性におすすめのアクセサリーは? 大人の女性におすすめのアクセサリーについて聞くと、大草さんは「20代の頃よりも指の節や血管が目立つようになり、色石が似合うようになった」と教えてくれた。 「花言葉のように、石言葉というものがあって、例えばアメジストは真実の愛や信頼。ルチルクォーツは金運を上げてくれるので仕事を頑張りたい日に着けたりしています。石の意味を調べて楽しむのもいいと思います。 今、着けているネックレスは、手持ちのネックレスチェーンにそれぞれ別のブランドのチャームを重ね付けしているもの。取れてしまったチャームや、ピアスや指輪など、自由に組み合わせて楽しんでいます」