40代 50代「これって、更年期のはじまり?」と気づいたエピソード
避けては通れない道だけど、やっぱりつらさはそれぞれあって……。アラフィー女性の更年期に気づいたエピソードって? 更年期・加齢による「避けて通れない不調」
夜中のホットフラッシュ! 目覚めたら布団がビシャビシャに
50歳になるかならないかのころ、夜中に急に症状が出ました。カーッと体が熱くなって、お布団がビシャビシャになるくらい汗が出て。不眠から昼間も体調がすぐれなくなり、情緒も不安定になってきたので、職場で周囲に話したら「それって更年期症状じゃない?」と。でも誰も解決策は知らなくて、私も受け入れるしかないのかなと思っていました。
医者に冷たくあしらわれ、診察室で号泣!
ある日の夜中、視界が360度ぐるぐる回りはじめ、そのうち吐き気がひどくなって歩けなくなり、入院したんです。40代後半になるまでは風邪もめったにひかず、健康診断の判定もすべてAだったので、とてもショックでした。さらに、いつまためまいにおそわれるかという不安から精神的な症状が出て、肩こりや腕のだるさにも悩まされ仕事も滞るように。そんなとき行った整形外科で出てこられたのが女性のお医者さまだったので、つらくて不安で、と訴えてつい泣いてしまったんですが、先生に「吐き気は胃がんかもしれないから胃カメラを」と突き放され、さらに泣きました。 取材・原文/大谷道子 イラスト/二階堂ちはる ※エクラ2024年7・8合併号掲載