Aぇ!group 2025年もヘビ~な活躍見せる!小島健「ここからどう活躍するか楽しみ」
人気アーティスト・Aぇ!groupが、新年の誓いを立てた。2024年は3月に開催された単独公演で待望のデビューを発表。5月15日に「《A》BEGINNING」を発売し、同日に大阪・道頓堀でのイベントを敢行。勢いそのままに、8都市を巡る全国ツアーを行った。華々しい出来事が続いた一年を振り返りながら、2年目となる25年に見据えるものとは-。メンバー5人が一堂に会して存分に語り合った。 ◇ ◇ -5月15日のデビューを迎えた2024年を振り返って。 末澤誠也「ほんまに怒濤(どとう)に過ぎた半年というか。新しいお仕事も今年はたくさんさせていただいた1年やったので、今は個々で仕事もあり、すごい充実した1年ではありましたね」 佐野晶哉「楽しかったですね。単純になんか、すごいポジティブな意味で長く感じました。毎年すごいあっという間やなと思って『その出来事、もう1年前なんか』みたいな感覚やったけど、24年は『あれからまだ1年しかたってないんや』って思えるぐらい、本当に新しい仕事が多かった。濃かったですね。とにかく楽しかったです」 小島健「いろんなことが変わりましたという年やったかな。その変わったことに対応できてへんこともまだあるし、なんか慣れてきた部分も、やっとちょっと慣れてきた部分もあって。変化がたくさんありました」 草間リチャード敬太「新しいことをさせていただきました。それにプラスして、自分にタスクを課すことが多かったかなと思います。ベースとか」 正門良規「良い意味で初めてづくしでした。ドームでの公演もでき、CDも出せた。個人的には初めてパルコ作品に出させてもらうことができました。グループとしても、やっぱりいろんな場所に呼んでもらうなど、個人としてもグループとしても“初”なことがたくさんのメモリアルな年でした」 -特に印象的だった出来事は。 佐野「僕は声優の仕事をさせてもらえたのがすごい新鮮でした。やってみたいなっていうのはあったけど、デビューイヤーのこのタイミングでさせてもらえるっていうのは全然思ってもいなかった。いつかできたらいいという遠い目標だったので、大事なタイミングで思ってもみなかった角度から新しい挑戦をさせてもらえたのはうれしかった」 小島「たくさんの出来事がありましたが、(関西発のグループによるユニット)KAMIGATA BOYZの時はちょっと印象的やったかも。もともと(SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子による)3グループやったんで、そこに入らせていただいて、曲を披露させていただいた。(ライブの時に、SUPER EIGHTの)横山くんにご飯に連れていってもらって、お話をさせてもらった。その時の会話で、デビューの実感をしたというか。心に残ってますね」 -デビューして変わったことは。 正門「曲の幅がすごく広がったなと。25年に出るアルバム(2月18日発売の1st ALBUM『D.N.A』)の収録も終わりましたが、デビュー前は『あのグループがこういう曲やるからやめようぜ』みたいな話が多かった。でも今は、すごいキラキラソングもコミックソングも入ってるし、おしゃれな曲もやってる。明らかにフィールドとか意識する相手が変わったんやろなって。マインドが変わったなと思います」 草間「多くの人に音楽を届けられるようになったなと思います。一回一回かみしめてますね。『これ、これ』という気持ちを」 末澤「今まで自分たちが見てた番組、伝統ある番組に出さしてもらう機会が増えた。先輩らとか小さい頃から見てた番組とか出られていると、『やっぱデビューしたな』と思います」 -その思いを特に強く感じたのは。 末澤「Mステ(ミュージックステーション)じゃないですかね。僕らはジュニア時代も出たことなかったので、なんかそういう意味ではデビューした感ありますね」 小島「いろいろありますよね。目に見えてというものもありますし、見えてへんもんも。もしかしたら変わってるのかもしれない」 正門「スケジュールの変更については、めっちゃ口に出して言うようになったよね」 佐野「急なスケジュールの変化に厳しい」 小島「急なスケジュールの変化はちょっと厳しい。この日に東京で、この日に大阪とか。ホンマに東京での仕事が増えたんですよ。その中で『この日には大阪に絶対帰る』みたいなっていうのの変更を聞いた時には…」 正門「何か、いろいろあんねんな、荷物問題とか。何泊分持って移動するんだとか」 小島「スケジュールに関しては、結構、潔癖性なんです(笑)」 -埋まっていないとソワソワすると。 小島「埋めるのが好きって感じです。埋まってない日は何も考えず、ダラダラと適当にしているんすけど、埋まる時のハマり方がパズルのようになると、それをどう崩さんようにっていうのめっちゃあります」 -グループとしての2025年の目標は。 佐野「(2月28日に初日を迎える)ツアーは成功させたい。初めて自分らの楽曲だけでのライブになると思うんで、今までと全然雰囲気も違うと思う。今まで先輩たちの楽曲の強さみたいな部分もたくさん力借りながらやった。ほんまにいろんなジャンルあるんで、その曲だけでライブできるような楽しみやけど、成功させたいです」 正門「フェス出たいっすね。去年できなかったんで。関西のフェスも出たいし、関東のフェスも出たいし、夏はハシゴできてたらいいななんて」 草間「いろいろバラエティーに出させてもらった機会もあったと思いますが、グループとしてのバラエティーも出させてもらいたいな」 -5人で出た時は、より一層パワーを感じる。 草間「ゴールデンタイムみたいなね、こう、見てた番組にみんなで出させてもらうって機会を増やせたら」 末澤「Aぇ!groupの知名度をもっともっとたくさんの人に知ってもらえるようにしたいです。やはり露出が大事だと思うので、テレビも含めもっといろんなところに出ていくのが大事だと思っています」 小島「ここからみんなでどういうふうに活躍していくのかはすごい楽しみ。舞台では『2日目落ち』っていう言葉があるんです。初日がめっちゃ良くて、2日目はクオリティーが下がる。ちょっと安心して油断してまうみたいな。だから『2年目落ち』にならないようさらに強いグループになっていければ」 ◆Aぇ!group 2019年2月結成。SUPER EIGHT・横山裕が企画・演出した舞台「僕らAぇ!groupって言いますねん」、23年の全国ツアーなど精力的に活動。24年3月16日のコンサート中にデビュー決定を発表した。同5月15日に「《A》BEGINNING」でCDデビューを果たした。 ◇佐野晶哉(さの・まさや)2002年3月13日生まれ。兵庫県出身。B型。メンバーカラーは「緑」。2025年の抱負は「やらない後悔より やって大成功」。17日から音楽朗読劇「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」に主演。弾き語りを披露予定で「年始から、いきなり挑戦ですね」。 ◇草間リチャード敬太(くさま・りちゃーど・けいた)1996年1月11日生まれ。京都府出身。B型。メンバーカラーは「黄色」。2025年の抱負は「いっぱい会える」。デビューを果たしてもリアルなイベントでのファン交流を大切に。「今ぐらい、ずっとたくさん会える機会を増やしたい」。 ◇正門良規(まさかど・よしのり)1996年11月28日生まれ。大阪府出身。AB型。メンバーカラーは「青」。2025年の抱負は「大躍進!!!!!」。そのこころは「まだ大爆発してる感じがしないので、今年こそは」。1年を総括するようなランキングに「Aぇ!groupが勢ぞろいしてたら嬉しい」。 ◇末澤誠也(すえざわ・せいや)1994年8月24日生まれ。兵庫県出身。O型。メンバーカラーは「赤」。2025年の抱負は「走」。そのこころは「当たり前のことなんです。デビューするまでずっと走り続けてきましたけど、デビューしても2025年からは2年目。去年以上に走り続けないとアカン」 ◇小島健(こじま・けん)1999年6月25日生まれ。大阪府出身。B型。メンバーカラーは「紫」。2025年の抱負は「潔癖性克服」。そのこころは「繊細でしんどいんで、なんかみんなみたいになれたらな」。佐野、正門からは「ハウスダストやろ」「ほこりに弱いだけ」と猛ツッコミ。