【解説】衆院選 大分1区
(吉田キャスター)大分1区は無所属の前職に新人3人が挑む構図となりました。吉良さんはどんな戦略なのでしょうか。 (田辺記者)「前職の吉良さんは前回に続いて2度目となる無所属での出馬で、7期目の当選を目指します。政党の公認がないので、選挙活動には一定の制限を受けますが、野党や労働組合を基盤に保守層にも食い込めるのが強みです。 (吉田キャスター)「一方、新人は自民党の衛藤さんと共産党の山下さん、参政党の野中さんの3人です。3陣営の特徴は? (田辺記者)「自民党新人の衛藤さんは衛藤晟一参議院議員の長男でもあり、県議を2期務めました。一部で世襲批判の声もありますが、自民の総力をあげて1区の議席奪還を狙っていて、推薦を受けた公明党との関係も良好です」 「共産党新人の山下さんは党県委員会の書記長です。県内で国政選挙に出馬するのは10回目ということで、知名度は高く共産支持層以外の票も見込めます」 「参政党新人の野中さんは党の県連会長を務めています。また、登録者数10万人超えのユーチューバーという側面もあり、支持拡大に懸命です」
大分放送