台北市立動物園のレッサーパンダ、日本で「お見合い」 繁殖に挑戦へ
(台北中央社)台北市立動物園で飼育されていたレッサーパンダの雄1匹が、日本で「お見合い」することになった。19日には無事に貸し出し先の東京・多摩動物公園に到着し、繁殖に期待が寄せられている。 貸し出されたのは中国語で「クロワッサン」を意味する「可頌」(カソン)。台北市立動物園によると、2017年生まれで、性格は度胸がありながらも慎重で穏やか。食べ物についても好き嫌いがなく、お見合いに最適だと判断したという。 レッサーパンダを巡っては、昨年日本動物園水族館協会(JAZA)の調整の下、浜松市動物園で飼育されていた雄の「ミライ」が台北市立動物園に送られ、繁殖に向けた取り組みが行われている。 (陳昱婷/編集:齊藤啓介)