「寿司そっくす」 本物そっくり 口ゴムでくるむと巻きずしや軍艦巻きの形に
富山県高岡市の靴下メーカー「助野」が販売する、丸めるとすしのように見える「寿司(すし)そっくす」が人気だ。急増する訪日外国人(インバウンド)に好評で、これまでに約22万足を売り上げた。 【動画】まるでイクラ軍艦 寿司そっくすの丸め方 イクラやタコ、富山名物のますずしなど全9種類。シャリは白糸で、ネタは立体的に見えるように5、6色の糸を編んで再現。口ゴムでくるむと巻きずしや軍艦巻きの形になる。価格は1足660円。 同社は、長靴を長時間履く漁師や立ち仕事の看護師ら向けに、高機能靴下も開発。今後は農家向けの製品開発に取り組むという。取締役の松本崇さん(50)は「農業関係者と一緒に開発したい」と、連携先を探している。(鴻田寛之)
日本農業新聞