「他球団が何しようとどうでもいい」タウンズのニックス移籍にブラウンは無関心。一方ホーフォードは「大きい動きになる」と警戒<DUNKSHOOT>
この大型トレードが成立した場合、ニックスはジェイレン・ブランソン、ミケル・ブリッジズ、OG・アヌノビー、ジョシュ・ハート、タウンズによる豪華な先発陣が完成する。ディビンチェンゾ移籍によって選手層は薄くなったが、主力が健康体を維持してチームが噛み合うならば、優勝候補に浮上することは間違いない。 王者ボストン・セルティックスにとっても脅威になる動きとも言えるのだが、昨季のファイナルMVPジェイレン・ブラウンはメディアデーで、ニックスへブリッジズが加入するなどライバルチームが補強したことについて「俺がフォーカスしているのはこの組織がやっていることだけ。他のチームが何をしようとどうでもいいね。どうなろうと関係ない」と一蹴していた。 一方、タウンズと同じセンターのアル・ホーフォードは、ポストプレーからドライブ、3ポイントまで難なくこなし、パサーとしても優秀な万能ビッグマンについて「素晴らしい選手。あのチームにとって大きい動きになるだろう。フロアでたくさんのことをこなせるから」と警戒。 はたしてこの補強はニックス、そしてウルブズにとって吉と出るのか。その答えは来年6月頃にわかることだろう。 文●秋山裕之(フリーライター)
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