日産自株に買い殺到 ホンダと統合検討で
18日の東京株式市場で日産自動車の株価が一時、制限値幅の上限である前日比80円(24%)高の417円60銭となった。 【図解】国内自動車大手の協力関係 ホンダと日産自が経営統合に向けた調整に入ったことが明らかになり、日産自の経営再建への期待感などから買い注文が殺到した。日産自が出資する三菱自動車の株価も急上昇した。 一方、ホンダの株価は下落。市場関係者は「経営統合はホンダによる日産自の救済で、ホンダの負担は小さくないとの印象があるのだろう」(大手証券)と指摘した。