職場のお花見、みんなはどう思ってる?「昭和のイメージ」「参加したくない」という本音も
職場のお花見に参加したくない理由や今後を予想
今後、職場の花見が開催される場合の参加意欲を聞いてみると、「参加したいと思わない派」が60.7%で過半数を占めたことが分かりました。 内訳は「全く参加したいと思わない」が23.4%、「参加したいと思わない」が18.0%、「どちらかといえば参加したいと思わない」が19.3%でした。 参加したくないと回答した368人に理由を聞くと「プライベートを優先したい」が51.4%で最多に。続いて「休日を使いたくない」が47.6%、「気を使うのが疲れる」が40.5%というのが、上位3つの回答となりました。 また、今後の職場のお花見はどうなるかという質問には、85.8%が「今後は無くなっていくと思う」と回答。今後は気が合う友人や同僚、家族などと個人的にお花見をするのが主流になるのかもしれませんね。
職場のお花見は経費で落とすことができるのか?
職場のお花見で人数分の食事と飲み物を用意しようとすると、何万円もの費用がかかりますよね。こちらを経費にできたら良いのですが、果たして可能なのでしょうか。 結論から言うと、職場のお花見費用を経費にできるかはケースバイケースです。社員全員でお花見をする場合は「福利厚生費」として経費で落とせるのですが、仲の良い社員を何人か誘う場合は経費にできないと考えて良いでしょう。 また、取引先の人が同席するお花見の費用を経費にできるかは、1人あたりの費用によって異なります。お花見予算の会計処理について分からないことがある場合は、一度会計事務所などに確認してみるのも良いかもしれませんね。
歓送迎会・お花見への参加が回復するという声も
株式会社リクルートは2024年2月1日~13日にかけて、首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の男女にアンケートを実施しました。有効回答数は9804件で、質問内容は2024年春の歓送迎会・お花見への参加回数や予算についてです。 調査の結果、「歓送迎会への参加回数が増えそう」と答えた人は16.4%、「お花見への参加回数が増えそう」と答えた人は12.7%。こちらのアンケートではいずれも「減りそう」と答えた人の割合を上回りました。 2024年に実施する歓送迎会とお花見の予算は、以下の表の通りです。 両方とも、予算は調査の開始以来、過去最高額になると予想されています。新型コロナウイルスが5類に移行されて外食する人が増えたことや、物価の上昇などが今回の調査結果に反映されたと考えられます。