ウクライナ駐日大使、大阪・関西万博への出展を明言…「平和を促進する努力への連帯示す」
ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が25日、東京都内で読売新聞のインタビューに応じ、2025年大阪・関西万博への参加を明言した。「平和を促進する努力への連帯を示すため、万博のネットワークに参加しようと思っている」と述べた。
コルスンスキー氏は、参加表明が遅れたのは、ロシアの侵略で財政が逼迫(ひっぱく)し、必要な財源などを検討していたためだと述べた。日本側が建物を用意し、複数の国が共同利用する「タイプC」のパビリオンへの出展で調整しているという。展示は、ITやドローンといった先端技術などが中心になるとの見方を示した。
また、「日本企業などの注目を集められるよう努力したい」と述べ、万博での投資誘致に期待を示した。
ロシアは万博に参加予定だったが、昨年11月に撤退を表明した。