角田裕毅、中国GPストロールの追突に言及…被害者リカルドから状況を聞き「見ていなかったとしたら意味がわからない」|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、2024年第5戦中国GPの26周目にランス・ストロールが起こした、ダニエル・リカルドへの追突について自身の見解を示した。 【動画】角田裕毅、マグヌッセンに当てられ中国GP無念のリタイア…リカルドはリスタート直前、ターン14でストロールに追突される 上海のレース中盤にはセーフティーカー導入となり、26/57周目にセーフティーカーエンドで、27周目からローリングスタートで再開となる。この直前、ターン14ではストロールが前方のリカルドに追突し、これが引き金で結果的に両者リタイアを選択するという状況になった。 このアクシデントを後方から見ていた角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #10』にリモート出演し、この一件について言及している。
「他のカテゴリーでも(追突は)あると言えばあると思うし、正直。ストロールを擁護するわけではないですけど。ただ、F1ではやってほしくないというか。他のドライバー全員止まっているので。(止まれなかったのは)彼だけなんで、本当に」 「そこは(車間の)マージンを取るべきでもあると思うし、別にそこで無理をする必要もない。最終コーナーでもないので」 「逆にスペースをあけて、最終コーナーでクリーンエアを使えるように一気に加速できるような間合いの詰め方もある」
角田は中国GP終了後、追突された僚友リカルドの意見を聞いていたという。 「オンボードを見ていると……ダニエルが言っていたんですけど。あまり(ストロールは前方を)見ていないって。確かに見てなさそうなヘルメットの動きだった。見ていなかったとしたら意味がわからない」 リカルドに激突する直前、ストロールのオンボード映像を見ながら、同番組では中野信治氏がこのように解説している。 「おそらく(ストロールの視線は)エイペックスというより(右の)ミラーを見ていると思う。ミラーで後ろの動きを見ていたら……。思いのほか(前方の隊列が)減速した。ただ、よそ見もあったので。脇見運転は気をつけましょう、ということです」