武豊騎手が黄綬褒章を受章「競馬関係者・ファンの皆さま、そして馬たちに心からの感謝」
JRAは1日、秋の褒章において、武豊騎手(55)=栗東・フリー=の黄綬褒章の受章が決まったことを発表した。黄綬褒章は農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する人物に授与される。1987年にデビューすると同時に競馬ブームを巻き起こし、それからも常に第一人者として競馬界をけん引。55歳となった現在も、レジェンドジョッキーとして、一線級で活躍しており、先週の天皇賞・秋ではドウデュースで勝利した。騎手で黄綬褒章を受章したのは、20年に大井競馬の的場文男騎手、22年に柴田善臣騎手、今年春に名古屋競馬の宮下瞳騎手に続く4人目。 ▽武豊「このたびは、黄綬褒章という身に余る栄誉をいただき、大変光栄に存じます。この受章は私だけでは成しえなかったことであり、競馬に携わる多くの方々のご努力のたまものであると思います。皆さまの応援のおかげを持ちまして、数々のレースで優勝することができました。ここに、競馬関係者・ファンの皆さま、そして馬たちに、心からの感謝の気持ちを送りたいと思います。これからも、この受章に恥じないよう、騎乗技術を磨き、さらなる競馬の発展に貢献していきたいと思います」
中日スポーツ