【ソフトバンク】日本シリーズ初登板 スチュワートJr.「ガチでがんばりましょう」
■自己最高の成績をマーク その理由は「日本語」 スチュワートJr.投手「(日本シリーズ初登板は)少し緊張していますが、すごく楽しみにしているので、いい緊張感を持ちながら迎えられると思います」 来日6年目、11月2日で25歳になるスチュワートJr.投手。 2018年、メジャーリーグのドラフト会議で1巡目指名されるも、ひじの怪我の影響もあり、契約不成立に。その後、ホークスの育成環境の良さもあり、日本に来ることを選んだ金の卵は、今シーズンようやくその片鱗を見せ始めました。 先発ローテーションの一角を担い、20試合に登板、9勝4敗、防御率は1点台と自己最高の成績をマークすると レギュラーシーズンでの安定感を買われ、クライマックスシリーズ第3戦でも登板し、勝利投手に。日本シリーズ進出に大きく貢献しました。 (今季成績20試合/9勝4敗/防御率1.95) ■日本の環境に慣れてきたことが好影響に スチュワートJr.投手「日本語が少しずつ話せるようになってきたことによってプレーにも影響が出てきていると思いますし、パフォーマンスにも影響が出ていると思いますし、グラウンド外でも、しっかりと色々な人とコミュニケ-ションをとれていることは自分でも楽しく思いますし、何より『チームメイトとしっかりコミュニケーションがとれていることが嬉しい』です。」 日本の環境に慣れてきたことで、プレーにもいい影響が出ているというスチュワートJr.投手。日本シリーズ第3戦の先発マウンドも託されました。 スチュワートJr.投手「DeNAは非常にいい打線だと思います。今年1回、対戦したんですけど、その時も感じたんですが1番から9番まで振れるバッターが揃っていると感じました」 今年の交流戦、DeNAとの試合ではリリーフ陣が打ち込まれ、勝利投手とはなりませんでしたが、強力打線を相手に6回を投げて、3安打無失点と好投しました。 スチュワートJr.投手「DeNA戦は、いい感覚も残っていますし、いいイメージも自信に繋がっています。(ホークスは)本当にチームの雰囲気もいいですし、すごく強いチームだと思っているので、1試合ずつ全力で頑張っていけば、『間違いなく日本一になれる』と思っています。(日本語で)毎日毎日、ガチでがんばりましょう!」 6年目にして、ようやく実を結びつつある大器が、ホークスを日本一王手へと導くか、注目です。
■★プロフィール スチュワートJr. 投手 身長198センチ/体重101キロ/来日6年目/11月2日で25歳/右投右打/昨季まで合計25試合3勝8敗/今季20試合9勝4敗で防御率1.95と大きく成長/好きな日本語は『ガチ』
RKB毎日放送