スケボー吉沢恋選手の着用シューズは「ラカイ」 五輪を前にスポンサー契約を締結
7月27日、パリ2024オリンピックが開幕した。昨日28日に行われたスケートボード女子ストリート決勝では、五輪初出場の吉沢恋(ここ)が金メダル、赤間凛音(りず)が銀メダルを獲得。その着用シューズに注目が集まっている。 【写真】吉沢選手の着用シューズ
吉沢選手が履いていたのは、アメリカ・カリフォルニア州発のスケートボードブランド「ラカイ(LAKAI)」の定番モデル「ケンブリッジ キッズ(CAMBRIDGE KIDS)」。ラカイの日本代理店であるオーシーエスディストリビューションの担当者によると、吉沢選手は幼い頃からラカイのシューズを愛用しており、今年のオリンピック予選シリーズを前に、ラカイとのスポンサー契約を締結。ブランドは、同選手が所属するスケートボードショップ「ACT sb store」の推薦を受け、契約に至ったという。吉沢選手は現在、同ブランドのジャパンライダーとして活動している。 同担当者は、今大会の反響について「スケートボードショップは午後からオープンすることが多いため、実店舗での反応はまだ確認できていないが、吉沢選手が履いたことでブランドやショップのインスタグラムへのアクセス、検索ボリュームが増えている」とコメント。「吉沢さんの金メダル獲得については、弊社もアメリカのLAKAI本社も大変喜んでおります。また14歳という若さであの大観衆の中で楽しそうにライディングしている吉沢選手を見てたくさんの勇気と感動をもらい感謝の気持ちでいっぱいです。これから大変なプレッシャーがあると思いますが周りの仲間達と楽しんでスケートボードをしてくれたらと願っております」とエールを送った。 なお、銀メダルに輝いた赤間は、「アシックス(ASICS)」の「ジャパン プロ(JAPAN PRO)」、7位となった中山楓奈は「ナイキ(NIKE)」の「ナイキ SB フォース 58(NIKE SB FORCE 58)」を着用して挑んだ。選手の着用シューズはSNS上でも話題を集めており、今後の売れ行きにも期待できそうだ。 同じくスケートボード男子ストリートの予選は、今日19時から、決勝が30日0時からスタート。前回王者の堀米優斗をはじめ、五輪初出場となる小野寺吟雲、白井空良の3人が出場する。