アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
F1第22戦ラスベガスGP前の火曜日に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のF1ライセンスから2点のペナルティポイントが削除されたことで、シーズン終了前にレース出場停止処分を受けるリスクが中程度に高いドライバーは、現実的にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のみとなった。 【写真】2024年F1第21戦サンパウロGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)にヒットされ、スピンしたリアム・ローソン(RB) アロンソは、グリッドで最もクリーンではあるものの非常に激しいドライバーのひとりで、今シーズンの最後の3レースと2025年の世界選手権の最初の2レースまでは、ライセンスに8点のペナルティポイントが科された状態だ。彼は、あと4ポイントで自動的にレース出場停止処分となる状態で臨むことになる。 アロンソは、オーストラリアGP終盤にジョージ・ラッセル(メルセデス)に対して不必要な減速を行ったことと、中国GPのスプリントレース中にカルロス・サインツ(フェラーリ)との衝突を引き起こした行為について、それぞれ3ポイントを科された。残りの2ポイントは、オーストリアGPのスプリントレースで周冠宇(キック・ザウバー)と衝突したことで科されたものだ。ケビン・マグヌッセン(ハース)がそうだったように、現実的にアロンソは重大インシデントをあと2回起こせば自動的にレース出場停止になる。 [オートスポーツweb 2024年11月21日]