ハーレーダビッドソンX350カスタムプロジェクト#8【シートバッグのフィッティング/ボルトオンカスタムパーツetc.】
プロトが発売する最新のツーリングシートバッグ「IGAYA」の各モデルを、ハーレーX350『WITH HARLEY』号にフィッティング。また、X350発売後いち早く開発車両を導入したキジマから発売されたX350カスタムパーツや開発中のパーツも紹介する。 【画像】ハーレーX350カスタム〈シートバッグのフィッティングetc.〉
使用目的に合わせて作られた、大小さまざまな容量別のシートバッグ〈PLOT〉
ハーレーダビッドソンX350『WITH HARLEY』号担当のミヤシは、キャンプツーリングが大好きだ。愛車のスポーツスターやハンターカブへ荷物を満載して北海道や四国へのロングツーリングに出かけることもある。もちろんX350でもいずれ出かける予定だ。 そこでX350の積載性能を探るため、プロトが発売する最新のツーリングシートバッグ「IGAYA」の各モデルをフィッティング。タンデムシートがフラットなため、どのサイズでも座りがよく、確実に固定できることを確認できた。 ◆イガヤシリーズには容量違いで3タイプのシートバッグが用意されている。日帰りツーリング/着替えや身の回りの品を持っていきたい1泊ツーリング/アウトドアグッズを満載したキャンプツーリング用の3種だ。 ◆イガヤ シートバッグ 付属品(ペットボトルホルダー) :イガヤシートバッグには付属品が多数ついてくる。そのひとつが写真のペットボトルホルダー。他にも、レインカバーや持ち運びに便利なショルダーベルト/背負えるようにするバックパックベルト/バッグを外した時にベルトが遊ばないようにする接続ベルトが付属する。 ────────── シートのサイズ比較。左から小/中/大。用途によって使い分けよう ────────── ◆イガヤ デイツーリングシートバッグ20-28L:日帰りやホテルなどを利用した1泊ツーリングにちょうど良いサイズ。ライディングに邪魔にならないサイズ感。どのモデルにも共通しているが、蓋が幅広くサイドポケットにかかっているので雨水が入りにくい。■H210xW475(拡張時595)×D310mm ●価格:1万7600円 ◆イガヤ ミドルツーリングシートバッグ25-33L:着替えや身の回り品などを多めに持っていきたい2泊以上のツーリング用。持っていくアウトドアグッズを少なくするか、登山用の小サイズで軽量なものをチョイスすれば、キャンプツーリングにも使用できそうだ。■H210xW530(拡張時650)×D310mm ●価格:1万9800円 ◆イガヤ キャンプツーリングシートバッグ50-64L:キャンプに最適な大容量サイズ。幅はテント用ポールやコットなども入る600mm。このモデルだけマットをバッグの外に装着しやすいようにピッケルベルトが付属。底板がしっかりしているので左右の垂れ下がりもない。■H310xW600(拡張時730)xD350mm ●価格:2万3100円 ────────── 多機能で使い勝手のいいIGAYAシリーズ ────────── 日頃使っているアウトドアグッズを用意したので、実際の使用感をお伝えしよう。2人用テント/3シーズンシュラフ/椅子/調理に必要なグッズ(黒いケース)がミドルサイズにすべて納まった。マットは入らないのでバッグの上に括り付けることになる。左右を拡張すれば雨具と着替えも収納可能。 一方で、焚き火をしたかったり食料を家から運ぶ場合、1泊2日であったとしても一番大きなサイズをおすすめしたい。どのモデルも左右のジッパーを開けば中の荷物にアクセスできるのも便利。フラップの裏には反射加工が施された三角表示シートがあるので、万が一の時でも安心できる。 ◆GEL-ZAB(ゲルザブ) GEL-ZAB R:ツーリングバッグと一緒にぜひ利用してほしいのが、お尻の痛みや不快感を低減するゲル内蔵座布団だ。体の圧力を広く分散し痛みや疲労を緩和。表皮が高温となる夏場は別売りのメッシュカバーを併用したい。●価格:1万1880円