『Outriders』開発のPeople Can Fly、開発中のゲームをさらに一時中断・縮小へ 従業員120人が一時解雇予定
『Outriders 』や『Gears of War: Judgment』を開発したポーランドのPeople Can Flyが、さらに多くのプロジェクトを一時中断・縮小することを明らかにした。CEOを務めるセバスチャン・ウォジェコウスキーによると、「外部からの市場圧力」という状況を受けての決断だという。 「OUTRIDERS」画像・動画ギャラリー People Can Flyの公式Xアカウントで公開された声明のなかで、ウォジェコウスキーは「Project Victoria」を一時中断し「Project Bifrost」を縮小し、社内チームを再編することを発表している。2022年9月には、当初、テイクツー・インタラクティブと共同で開発・販売することになっていたアクションアドベンチャー「Project Dagger」を自社販売することが発表され、今年4月には同プロジェクトの開発中止が明らかになっていた。 この一環として、同スタジオは120人の従業員を休職または一時解雇することになるという。 「外部からの市場圧力が予想を超えて続いたため、この措置が必要になりました。ビデオゲーム市場は依然として進化しており、私たちは現状に合わせて適応しなければなりません。新たな仕事で雇用エンゲージメントを高める努力を重ね、1つの独立したゲームの開発に注力してまいります」とウォジェコウスキーは語っている。 今回の発表により、2023年7月に明らかになった7つのプロジェクトからさらに数が減った。「Project Gemini」という別のプロジェクトは、長年のパートナーであるスクウェア・エニックスとともに開発中だが、現状は不明だ。なお、こちらは2026年中に発売予定。一方、「Project Red」は構想段階にある。 People Can Flyの最新作はド派手な銃撃戦が楽しめるFPS『Bulletstorm VR』。Incuvoとの協力の下で開発されたMeta QuesおよびPS VR2向けのアップデート版だ。
Kat Bailey
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