野田聖子議員の「元暴力団夫」が美女とホテル不倫 直撃に「言う必要ないですよね」【スクープその後】
ドスの効いた声で「言う必要ないですよね」
この女性は、奇しくも二人が入ったホテルと同じ六本木のラウンジに勤務するホステス。文信氏は“芸能人と交流がある”とかねて吹聴するような人物で、交友関係も広い。その中で知り合ったのか、時々食事に行く関係だったようだ。 当人はどう語るか。まずは16日、文信氏の携帯電話にかけると、後に本人から記者に折り返しがあった。 ――13日に女性とホテルへ行かれましたね。 「はあ、なんですか、それ。行ってないですけど……」 ――その後、自宅に帰られるところも確認しています。 「それ僕じゃないと思うんですけど。自宅っていっても、僕しか住んでないわけじゃないですからね。で、どうしろってことなんですか。知らないです、その女性も」 ――では、その夜は何をしていたのですか。 「そこまで言わないといけないですか。言う必要ないですよね」 さらにもう一度、 「言う必要ないですよね」 ドスの利いた声で語気を強め、元暴力団員であることを指摘されたときと同じく、平然と「うそ」をつくのだった。
「仕事に全身全霊ささげられるのは、旦那のおかげ」
翌朝、お相手の女性に自宅付近で声をかけると、困惑しながら、 「何のことかよくわかりません……」 そう言うばかり。 聖子氏と文信氏が出会ったのは、07年1月のことだ。当時、文信氏がオーナーを務めていた大阪の焼き肉店に、知人の紹介を受けた聖子氏が食事に訪れたことがきっかけだった。文信氏は若い頃に板前として働いた経験があり、料理は一級品。聖子氏は18年、いまもお弁当を作ってくれると、メディアの取材にこう答えている。 「3年前の総裁選挙のとき、(中略)夫が毎食、みんなにごはんを作ってくれていた。息子のことを含めて、全部面倒見てもらっているから、私が仕事に全身全霊ささげられるのは、旦那のおかげだよね」 夫は妻を献身的に支え、妻は夫に何があろうと「信じている」という関係。その美しき夫婦愛の結晶が今回の国家賠償請求訴訟の提起だった。 政権与党を担う有名議員が国家まで敵に回したというのに……。妻の聖子氏にかような夫の行動について尋ねようと、本人の携帯に電話し、事務所に質問書を送ったものの、回答を得ることはできなかった。 料理上手な元暴力団員にして、不倫相手との密会に勤しむ将来の“ファースト・ジェントルマン”をどこまでも庇(かば)う。が、彼を擁護すればするほど、「女性初の総理」の座が遠のくことを彼女は理解しているのだろうか。