野田聖子議員の「元暴力団夫」が美女とホテル不倫 直撃に「言う必要ないですよね」【スクープその後】
最高裁が「元暴力団」と認定
前日、野田夫妻は霞が関にある東京地方裁判所にいた。裁判所内にある司法記者クラブで記者会見に臨んでいたのだ。文信氏は、本誌(「週刊新潮」)と週刊文春が元暴力団員だと報じた人物である。 実は会見はその報道に端を発したものだった。 社会部デスクが解説する。 「文信氏が週刊文春の記事を巡り、国に対し1100万円の損害賠償などを求める訴訟を起こしたのです。週刊文春は彼が元暴力団員と報じた根拠として、警察庁幹部から得た情報を示していました。それについて、文信氏サイドは“虚偽の情報を警察庁から週刊文春に流され、名誉を傷つけられた”と主張しているのです」 これには少し解説が必要であろう。 本誌と週刊文春が文信氏に指定暴力団・会津小鉄会の昌山組に所属していた過去があったと報じたのは2018年夏のことだ。 「週刊文春はその前年にも同様の内容を報じていました。報道後、文信氏は新潮と文春を提訴。どちらも高裁判決を不服として文信氏側は上告しましたが棄却され、暴力団員であった過去は最高裁により認められたのです」(同)
一貫して「元暴力団員ではない」「夫を信じている」と発言
本誌の場合、その決定的証拠となったのは元昌山組組長の証言だった。文信氏を取材する過程で元組長への接触に成功した本誌は、裁判所への陳述書提出と証人として出廷してもらうことに同意を得た。 実際に元組長が証言台に立ったのは21年2月のこと。法廷で元組長は文信氏をにらみつけ、 「久しぶりやな。懐かしいのぉ」 と声をかけるも、文信氏はバツが悪いのか、終始無言。尋問になって、 「(元組長に)会ったことはありません」 とシラを切ったのだった。 他方、週刊文春は警察庁幹部より入手したという内部資料から文信氏が元暴力団員だとした。 聖子氏は両誌の報道後、一貫して「元暴力団員ではない」「夫を信じている」と発言している。公式ブログやSNS上でも持論を展開しており、この元組長についても、こう言及した。 〈夫が暴力団に所属していたと証言をした人物(元暴力団組長※これが真実性に関する唯一の証人)については、昨年、京都府警が偽証罪の疑いがあるとして捜査を開始し、本年5月に至るまで熱心に捜査を続けてくださいましたが、残念なことに、当該偽証をした人物が死亡し、捜査は打ち切りとなってしまいました〉(22年8月10日付ツイッター)