熊本県

　熊本県立球磨中央高（熊本県錦町）は21日、同高で販売した「高菜の油炒め」の一部にカビが発生していたとして、全品を自主回収すると発表した。健康被害は確認されていないという。同高は購入者に全額返金する方針で、ホームページなどを通じて10月末までの連絡を呼びかけている。 【写真】熊本市の大洋デパート火災で父亡くした遺族が防災士目指す

　同高によると、カビが見つかったのは、19、20日に行われた販売実習で提供した計28点（一つ150グラム入り。税込み230円）。就労継続支援B型事業所「まろん工房」（同県あさぎり町）から18日に納品されたという。20日午後1時頃、会場を訪れた保護者から「家族が購入した商品からカビが見つかった」との申し出があって発覚した。

　原因は調査中で、赤峯達雄校長は「ご迷惑をおかけして申し訳ない。回収に全力を注ぐ」とコメントした。問い合わせは同高（0966・38・2052）へ。