井岡一翔、13度目の大みそか決戦へ WBA王者マルティネスと再戦、7月判定負けのリベンジ
プロボクシング元世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(35=志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館で同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に挑戦すると18日、発表された。 7月7日、WBA王者として当時のIBF王者マルティネスと王座統一戦に臨み、0-3の判定負けを喫していた。井岡にとって約5カ月ぶりのリングは、即再戦のリベンジ舞台で、13度目の大みそか登場となる。 「七夕決戦」と言われた初対決では、序盤から左右フックを武器に回転力のあるマルティネスの連打に対応しきれずに判定で敗退。王座から陥落し、2度目の防衛に失敗していた。過去、井岡はフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)、ドニー・ニエテス(フィリピン)、ジョシュア・フランコ(米国)と3度のリマッチを経験し、全勝している。4度目の再戦では、王者マルティネスの攻撃力に対し、井岡がどのように戦略を変更させて挑むのかがポイントになりそうだ。 なおマルティネスは義務付けられた指名試合を消化せず、IBFに王座を返上。現在はWBA王座のみを保持している。